NEWS & EVENTS
学生2人が日本代表として世界ユースサミットOne Young World Summit 2017に参加
イベント
本学教育学部4年の鷹取咲希さんと法学部3年の切明愛さんが、南米コロンビアの首都ボゴタ市で10月4日~7日に開催された世界ユースサミットOne Young World(OYW)2017に日本代表団の一員として参加しました。本学は、2015年タイ・バンコク市で開催されたサミットから公式パートナーとして参画し、毎年2人の学生代表と、オブザーバーとして横井篤文副理事・上級UGAを派遣しています。本学の出場は、15年のタイ・バンコク市、16年のカナダ・オタワ市に続いて3大会連続です。
南米で初開催となる今回のサミットは、9月11日に駐日コロンビア大使館が大使公邸で日本代表団壮行会を開催したほか、独立と平和の歴史的場所であるボリバル広場で行われたサミット開会式では、昨年のノーベル平和賞受賞者であるフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領がスピーチするなど、コロンビア政府も積極的に関わり、国を挙げての歓迎行事が開かれました。
鷹取さんと切明さんは、全体セッションやエキシビション・ステージ(Q&Aセッション)、ネットワーキング(交流会)などに参加。気候変動から戦争と平和、難民と移民、人権、教育、リーダーシップ、ソーシャルビジネスなど、多岐にわたるディスカッションを行いました。全体セッションでは、サントス大統領やコフィ・アナン国連前事務総長をはじめ、現職の世界のリーダーや各国代表者らのスピーチを体感しました。また、エキシビション・ステージでも、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士や国連の「ヤングリーダーズ・イニシアティブ」[New window]を率いるジャヤトマ・ウィクラマナヤケ・国連ユース担当事務総長特使のほか、世界で選ばれたSDGs(持続可能な開発目標))の取り組みを推進している「ヤングリーダーズ」らが参加する討論など、多くの議論に積極的に参加しました。
今年で第8回目となるOYWは、世界196ヶ国からおよそ1,500人が出席。2018年度はオランダのハーグ市で開催予定です。
世界ユースサミットOne Young World(OYW)
2009年の世界経済フォーラム「通称ダボス会議」(World Economic Forum、本部:スイス・ジュネーブ)において宣言され、年に一度、世界196ヶ国から各国を代表する次世代の若いリーダー達(18~30歳)が一堂に会する世界最大級のサミット。世界が直面する地球規模の課題に対し、世界的指導者達の下、次世代リーダー達が連携して問題を解決するための全世界合同産官学連携の次世代リーダー育成プロジェクトとして、その規模とネットワークを急速に拡大し続けている。
サミット参加者には「OYWアンバサダー」の称号が授けられるとともに、世界各国から参加する約8千人の有能な若者たちと長年にわたる世界人脈を広げることができる。
OYWカウンセラーとして、国連前事務総長コフィ・アナン氏やノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士をはじめ、首相・大統領、政府関係者、フォーチュン・グローバル500企業、文化・スポーツ界、メディア界、NGO、起業家やアーティストなどがおり、さまざまな分野を代表する世界的指導者や著名人などが支援している。
本件問い合わせ先
グローバル・パートナーズ事務部
留学交流課 スタディ・アブロード部門
TEL:086-251-7037