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平和に関する活動に携わる若者らが集う国際フォーラム「Nagasaki Peace-Preneur Forum」に本学学生が参加

お知らせ

2024年05月16日

 5月10~13日に長崎県で開催された、平和に関する経済・社会活動に携わる若者らが集う国際フォーラム「Nagasaki Peace-Preneur Forum powered by One Young World 2024[New window]」に、本学グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)4年の布こころさん、GDP2年のAkramjonova Dilyorakhon Azizibek Kiziさん、大学院社会文化科学研究科博士後期課程1年の宮本あゆはさんが参加しました。
 長崎県内の産学官で設立された「One Young World長崎協議会(OYW長崎協議会)」が主催し、次世代リーダー・グローバル・サミット「One Young World(OYW)」のサポートを受けた本フォーラムには、世界20カ国からおよそ150人が参加しました。
 初日の10日には、長崎市内会場にて開会前セレモニーが開催され、OYW長崎協議会の調漸会長、OYW Japan Committee代表理事の大久保公人氏、被爆者の朝長万左男氏、大石賢吾長崎県知事、鈴木史朗長崎市長ら長崎市長らがあいさつしました。また11日には、ゲストスピーカーとして中満泉国連事務次長・軍縮担当上級代表が登壇し、紛争地域で働いてきたこれまでの経験や国際安全保障・軍縮問題に取り組んできた経験を踏まえながら、「平和に向けて、持続可能かつ長期的な解決策を実行していくためには、若い人の力が必要不可欠。未来の平和のために、イノベーションを駆使して、勇気・情熱・希望を持って声を上げてほしい」と参加者を激励しました。
 またイベント期間中は参加者やゲストとの交流の場が多く設けられ、本学学生も、中満国連事務次長・軍縮担当上級代表、Shorna-Kay Richards駐日ジャマイカ大使らと食事をともにし、非常に貴重な経験をしました。さらに、トークセッションやワークショップ、参加者同士での交流会、そして原爆資料館や平和公園でのフィールドワークを通じて、長崎での原爆被害や核軍縮、平和に向けた行動の重要性について深く考える機会を得ました。
 今年度のOYWサミットは、カナダのモントリオールで9月18~21日に開催予定であり、派遣学生の学内募集を現在行っています(応募締切:6月3日まで)。詳細については、以下のイベント情報をご覧ください。

○岡山大学ホームページ イベント情報
【6/3締切:派遣学生募集】One Young World 2024 Montréal Summit(次世代リーダー・グローバル・サミット2024 モントリオール大会)

○次世代リーダー・グローバル・サミット One Young World(OYW)
 2009年の世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」(World Economic Forum、本部:スイス・ジュネーブ)において宣言され、2010年イギリス・首都ロンドン市で開催されてから、年に1度、世界190カ国以上から各国を代表する次世代の若いリーダーたち(18~32歳)が一堂に会する世界最大級のサミットです。世界が直面する地球規模の課題に対し、世界的指導者達の下、次世代リーダーたちが連携して問題を解決するための全世界合同産官学連携の次世代リーダー育成プロジェクトとして、その規模とネットワークを急速に拡大し続けています。本学は、2015年タイ・バンコク市で開催されたサミットから公式パートナーとして参画し、毎年2人の学生代表を派遣しています。

【本件問い合わせ先】
国際部留学交流課
TEL:086-251-7037

会場での記念撮影(左から宮本さん、布さん、Akramjonovaさん)

軍縮・安全保障活動の経験について講演する中満国連事務次長

中満国連事務次長、Shorna-Kay Richards駐日ジャマイカ大使らと昼食にて歓談する様子