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本学学生が日本代表として「次世代リーダー・グローバル・サミットOne Young World 2024」に参加
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9月18~21日にカナダ・モントリオールで開催された「次世代リーダー・グローバル・サミットOne Young World(OYW) 2024」に、本学医学部医学科5年の寺島美優さんと、グローバル・ディスカバリー・プログラム3年のLin Thu Kha Htaikさんが日本代表団の一員として参加しました。本学は、2015年タイ・バンコクで開催されたサミットから公式パートナーとして参画し、毎年2人の学生代表と、オブザーバーとして横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)を派遣しています。本学からの参加は、15年のタイ・バンコク、16年のカナダ・オタワ、17年の南米コロンビア・ボゴタ、18年のオランダ・ハーグ、19年の英国・ロンドン、21年のドイツ・ミュンヘン、22年の英国・マンチェスター、23年北アイルランド・ベルファストに続いて9大会連続です。また、岡山県教育委員会と岡山大学との協働による「おかやま夢育イニシアチブ」の一環として、岡山県立倉敷南高等学校3年生の小方ひよりさんも岡山県高校生代表としてサミットへ参加しました。
今年で第14回目となるサミットは、世界196カ国以上から2,000人以上が出席し、9月18日にBell Centre(カナダ・モントリオール)において、モントリオール先住民族の伝統的な歓迎儀式や各国を代表する国旗に彩られ華やかに開会しました。開会式では生物学者でブリティッシュコロンビア大学名誉教授のデヴィット・スズキ氏や、カナダの女性作家であるマーガレット・アトウッド氏らが登壇しました。
また、全体セッション初日の最初の基調講演に、国連史上最年少で上級職に任命された国連ユースオフィスの初代ユース担当事務次長補、フェリペ・ポーリエ氏が登壇。フェリペ氏を最初の登壇者としたのは、国連総会会期中の「未来サミット(The Summit of the Future)」で若者が柱の一つに据えられていることに対するOYWの力強いメッセージでもありました。
ポーリエ・ユース担当事務次長補は、2023年に初めて国連ユースオフィスが設立され、若者が意思決定プロセスに参画する時代が本格的に始まったことを強調しました。また、若者が意思決定の場で発言することの重要性や、OYWに参加している2,000人の若者の問題意識や行動が未来を良い方向に変えていくことができると力強いエールを送りました。
寺島美優さんとLin Thu Kha Htaikさんは、全体セッションやワークショップ、ネットワーキング(交流会)などに参加し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を枠組みとしながら、国家や政治思想等の枠組みを超えて、AI(人工知能)、健康の平等、先住民族の声、平和、気候と生態系の危機などについて各国の代表者らと活発なディスカッションを行いました。
2025年度のOYWサミットは、ドイツのミュンヘンで11月3~6日に開催される予定です。
○次世代リーダー・グローバルサミットOne Young World(OYW)
2009年の世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」(World Economic Forum、本部:スイス・ジュネーブ)において宣言され、2010年イギリス・首都ロンドン市で開催されてから、年に1度、世界190カ国以上から各国を代表する次世代の若いリーダーたち(18~30歳)が一堂に会する世界最大級のサミットです。世界が直面する地球規模の課題に対し、世界的指導者たちの下、次世代リーダーたちが連携して問題を解決するための全世界合同産官学連携の次世代リーダー育成プロジェクトとして、その規模とネットワークを急速に拡大し続けています。
サミット参加者は「OYWアンバサダー」の称号が授けられるとともに、世界中の約17,000人の有能な若者たちと長年にわたる人脈を広げることができます。
OYWカウンセラーとして、ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創設者のムハマド・ユヌス氏をはじめ、首相・大統領、政府関係者、米・フォーチュン誌が発表する世界の企業ランキング「フォーチュン 500」のリーディングカンパニー、文化・スポーツ界、メディア界、NGO、起業家やアーティストなど、さまざまな分野を代表する世界的指導者や著名人などが支援しています。
【本件問い合わせ先】
国際部留学交流課
TEL:086-251-7037